バドミントンダブルス理論

3.サイドバイサイド

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3-1 サイドバイサイドとは

 バドミントンでダブルスをしていく上で基本となるポジションがトップアンドバックとサイドバイサイドです。今回はそのサイドバイサイドについて説明します。
  自コートを横半分に割って、それを丁度分けるような位置に二人で立つのがサイドバイサイドになります(図-1参照)。主に守備的なポジションといわれており、ここから攻撃的なトップアンドバックに移る為にラリーを考えていきます。

3-2 何故サイドバイサイドになるのか

 実は、サイドバイサイドになる理由はたった一つしかありません。

「スマッシュを打たれる可能性があるからサイドバイサイドになる」

 と覚えておいてもらって構いません。他のどんな理由を考えても、結果的にはここに結びつきます。
  相手のスマッシュは、スピードが速いため横に移動しながらレシーブする事が難しいショットです。但しコートを縦に切るようにシャトルが飛んでくるので、サイドをしっかり守るサイドバイサイドならレシーブが楽にできます。

3-3 どんなときにサイドバイサイドになればいいのか

 どのような時にサイドバイサイドになればいいのか、と考えれば、それはその理由であるスマッシュを打たれる可能性がある場合にこのポジションを取ればいいのです。例をあげると、

・クリアを打った時
・ロブを上げた時

ぐらいでしょうか。ですが、実際はそんな簡単な話ではおさまりません。次のトップアンドバックを含めて、細かく説明していきたいと思います。 ここでは、サイドバイサイドは守るときのポジションなんだな、ぐらいで構いません。

図-1 サイドバイサイドのポジション