バドミントンダブルス理論

4.トップアンドバック

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4-1 トップアンドバックとは

 バドミントンでダブルスをしていく上で基本となるポジションがトップアンドバックとサイドバイサイドです。前回に引き続きトップアンドバックについて説明します。
  自コートを縦半分に割って、それを丁度分けるような位置に二人で立つのがトップアンドバックになります(図-1参照)。主に攻撃的なポジションといわれており、このポジションを維持するようにラリーを組み立てていければより攻撃的なダブルスになります。

3-2 何故トップアンドバックになるのか

 大きく括るとするならば

「相手に攻撃する為にトップアンドバックになる」

 となるでしょうか。ただ実際は、

「相手にスマッシュを打たれる可能性が無ければトップアンドバックになる」

でもいいのです。ダブルスの基本は守備ではなく攻撃です。攻めきる為にはサイドバイサイドではなくトップアンドバックになる必要があります。つまり、スマッシュの可能性が無ければどんどん前に詰めていって構いません。

3-3 どんなときにトップアンドバックになればいいのか

 これは、「サイドバイサイドの必要が無い時に」トップアンドバックになればいいでしょう。極論ですが正解でもあります。

・スマッシュを打った時
・ヘアピンを打った時
・ドライブで攻め込んだ時
・相手がロブ、クリアを打った時

ざっと上げましたが、これは正解でもあり間違いでもあります。前のサイドバイサイドと含めて、細かく説明していきたいと思います。 ここでは、トップアンドバックは攻めるときのポジションなんだな、ぐらいで構いません。

図-1 トップアンドバックのポジション